Verschiedene Hinweise

miscellaneous notes.雑記

Blood for Dracula◇処女の生血

 

アンディ・ウォーホル監修1974年のアメリカ映画

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一応ホラー映画とのことだがドラキュラ伯爵が最弱なのとエロティカルどたばたコメディーのような内容であった。

 

ドラキュラの概念打ち破りまくりの映画

 

 

城に堅物の伯爵(ウド・キア Udo Kier)

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と妹とこれまた堅物の公爵の3人で暮らしているのだが伯爵は長らく処女の血を飲んでいないので弱っている

このままだと一族が滅びてしまう

ルーマニアには純潔な美少女はもう存在しないがカトリック信仰の強いイタリアには美少女が多いであろうとのことでイタリアへ嫁探しに出かける。

 

この時点でツッコミどころが満載。ルーマニアには純潔な美少女はいないと言い切るところとドラキュラが普通に昼間に車の上に棺桶乗っけて出掛けるという点

 

 

ドラキュラ伯爵は食べる物も無く激弱り

伯爵「新鮮な野菜と果物は無いか…」「とりあえず紅茶かお湯を…」

ドラキュラは野菜、果物、紅茶、お湯を飲むのか…

 

伯爵ピンチの為とりあえず美少女が住んでる名家は無いかと公爵が聞き込みに周る。そこで良さげな家を勧められそこの家の評判をレストランで調査

酔っ払いのオッサン達に絡まれゲームをする公爵

その場に居合わせた少女と祖母の二人組はコッソリと店を後にする

公爵は酔っ払いにイカサマをされそれを指摘したら逆ギレされボコられる

その途中で店に慌てて「今外を出た女の子が車に轢かれた!」と叫ぶ

 

公爵は店のテーブルにあったパンと布巾を持って外へ急いで出て

気絶したふりをしてパンに少女の血を染み込ませ伯爵の元へ帰りとりあえずその血を吸わせて延命

 

目的の名家に行くもそこの美人4姉妹(末っ子以外)は使用人の男イケメンマリオ(ジョーダレッサンドロ
Joe Dallesandro)とヤりまくりのbitchなのであった。※兎に角こういうべッドシーン中心の映画です

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そこの親は「早く娘を金持ちと結婚させてこのボロくなった屋敷を売りたい!」

とのことことで勝手に「不健康そうな男がわざわざ遠くから処女の嫁を探しに来るなんて変わり者だろうけど伯爵でお金持ちなのだろうからこのボロ屋敷を買い取ってくれるわ!」

「ドラキュラという名前から気品を感じる!」

とそれだけの理由で「あなた達は清純のふりしてどんな人であろうと気に入られて結婚しなさいよね!」と言われる

 

娘達は「顔色悪いし病気っぽいしブサイクだから醜い子供が生まれる」と愚痴る

 

使用人マリオはことあるごとに「貴族なんてそのうち滅びる。階級社会なんてなくなる」と口にするマルクス主義

 

娘達はイケメンマリオの方が伯爵より断然マシって感じ

 

 

そして娘に何度も処女なのか口頭質問で確認して首元にかぶりつくも非処女の血の為

顔が緑に発光して悶絶しまくりもがきながら吐きまくる伯爵

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血を座れた姉も伯爵も死ぬのかと思ったら無事。

姉は次の日母に「どうだったの?」と聞かれ「嫌われた」と冷たく言う

 

これで済むのもすごい!

 

血を吸われたら伯爵の言いなりになって覇気無くなるのかな?ここのところはちゃんと見てなかった…

 

そして次の晩は違う娘の血を吸うもこれまた純潔では無いので吐いてもがき回る

 

そしてぐったりした伯爵は「2度もこんな仕打ちされるなんてあんまりだ…棺桶に戻って眠りたい…」と言う伯爵

 

そしてもう諦めて翌日城に帰ろうという。

 

マリオは伯爵は吸血鬼だということに気づく。

 

また娘にマリオが手を出してるところに母親が来て「うちの娘に何やってるの!使用人の分際で!」とキレる

 

マリオ「あの伯爵は吸血鬼です。娘さんたちに聞けばわかる。」あの傷も伯爵の仕業

とりあえず追い返すよりも始末する方が先だと斧を持って伯爵を追い回すマリオ

 

ここからホラー映画感出てきたかな

 

逃げ回る伯爵。扉に隠れるもマントが挟まってる間抜けさ

兎に角逃げるも腕を切り落とされる

 

公爵は撃たれる

 

そしてあちこち切り落とされるも逃げ回る伯爵。「ハーッ!」と猫のように威嚇するも弱々しすぎて無意味…

そこに娘の1人が飛び込んできて「やめてーーー!!!!」と言うものの娘も巻き込まれ伯爵と共に死ぬ

 

というめちゃくちゃな映画でした…

伯爵の家の内装はタイプです。

 

こんなに力の無い弱々しいドラキュラの映画はこの作品ぐらいしか無いと思います

ドラキュラの孤高さと強さはゼロ!

 

良く言えば斬新な映画。

 

ポスターやパッケージのデザインと色合いとフォントはB級ホラー感がたまらなく良いですね非常にspooky

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